建築材料実習工場見学(鳥取短期大学)

青年部会

[会社名] 有限会社 前畑鉄工所

令和4年7月1日、鳥取短期大学 生活科 住居・デザイン専攻の学生さんたちを招いて建築材料実習(鋼材・鉄骨加工)を弊社工場にて行いました。見学会は毎年鳥取短期大学から依頼をいただき、平成24年(2012年)から10年連続で続いています。

実習内容は鋼構造における鋼材の種類や特性、および工場加工における品質確保の重要性を学ぶこととなっています。弊社としては初夏の恒例行事となっており、社長や社員も気合の入る1日です!!

当日は学科長の宮脇教授と学生さん20名が見学会に来られました。

工場内では社長が鉄骨加工機械や加工の流れを中心に説明し、工場内でのチェック体制や品質確保方針も重要なポイントとして講習を行いました。学生さんも暑い中ですが、普段見ない大きな機械や加工の状況などに興味を持っていただき、集中して聞いていただきました。

設計室では鳥取短大の卒業生でもある吉川職員と景山職員が設計職務のやりがいや苦労した点、CAD,BIMソフトの運用に関する説明を行いました。吉川職員、景山職員も工場見学を通して、ものづくりや鉄鋼業界に興味を持ち弊社に就職しています。そういった経緯やOB・OGが勤務している部門でもあるので、学生さんからの質問等も多くいただきました。

工場、設計室と回っていただき、図面から実物の鉄骨ができるまでの流れを感じていただき、今年の見学会も無事終了となりました。学科長の宮脇教授から「また来年もお願いします!」とお声をいただきました。

また来年も元気な生徒に出会えるのを会社一同でお待ちしております!!

最後に弊社社長 前畑俊幸のコメントを掲載します。

今年も鳥取短期大学さんからご依頼をいただき、コロナ禍ではありましたが建築材料実習(鋼材・鉄骨加工)の校外授業として弊社工場見学を実施することが出来ました。今では会社の恒例行事化しつつあり、若い学生さんたちとの交流の機会として定着しています。当見学会を通じて安心で安全な建築鉄骨を提供することで、生命と財産を守るという社会的な業務の貢献を理解していただけたと思っています。

近年女性の学生さんの参加者が益々多くなっていく中、見学会を契機にものづくりへの面白さに興味を持ち、男性中心と思われがちな当業界に対して理解を深めていただき、男女問わず就職の選択肢のひとつにつながればと願っています。

今後も見学会を通じて地域振興や熱意を持った学生さんたちの力になれればと思っています。

【前畑鉄工所 前畑佑二】

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